ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2005年01月09日
 両親が行方不明となり、弟と二人きり、路頭をさ迷う小学五年生の少女アヤカは、ふとしたきっかけで彩貸堂(あやかしどう)という妖しげな館に足を踏み入れることとなる。そこは大陸から渡ってきた仙人たちの棲家だった。弟といっしょに住まわせてもらうことの代わりに、アヤカは、ホウライという囚人が行う妖怪封じを手伝うこととなるのだった。原案が藤田和日郎で、その元アシスタントの作品だからだろうか、初期の頃の『うしおととら』を思わせる絵柄と展開だ。気の強く、そして、誰よりもやさしいアヤカの造形は、麻子をトレースしているかのようである。少女が人外の者の元で労働をし、居場所を得るというプロットは、宮崎駿のアニメ『千と千尋の神隠し』に近しいけれども、随所に感じられる無茶無謀の「熱さ」が、少年マンガ以外の何者でもないものとして、このマンガを成り立たせている。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ。
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