![All Roads to Fault [EP]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B0003JAHYC.01.MZZZZZZZ.jpg)
ずっと書こう書こうと思っていたのだけれど、なかなか書く間がなくて、という間に今年が終わってしまいそうな勢いなので、やっぱり書いておかねばなるまいと思ったほどに今年出た新人さんのなかではジャストだったのが、このバンドである。イギリスの男性5人組で、ここでのプロデューサーはスティーヴ・アルビニである。サウンドの印象を大雑把にいうと、エモとガレージ・ロックのちょうど中間として捉えられるのだけれども、なんかそういう風にいってしまうと自分でもものすごく間違っている気がする。たしかに1曲目の出だしにおけるエネルギーの放出加減はいかにもロックン・ロール万歳!といった感じではあるし、5曲目と7曲目の展開はアット・ザ・ドライヴインあたりを彷彿とさせる、が、しかし、そこには止まっていないところが、彼らYOURCODENAMEIS:MILOというバンドのかっこうよさなんである。ありったけの衝動がフル回転している。だけど、ギターのノイズは直線的に跳ねない、そのもどかしさを溜め込むようにしてやがて吐き出す、そういう瞬間のダイナミズムがあって、それが、リフやメロディ自体よりもずっと、記憶の奥のほうに深く引っかかるフックとして鳴り響いているのだった。
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