ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2009年10月04日
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 米ニュージャージー出身の4人組、RED LIGHT GREEN LIGHTのことは、07年にSABOTEURやTHE MOCKINGBIRD NIGHTMAREなどのハードコア勢とリリースしたスプリット盤を耳にして以来、そのユニークなアプローチが気になっていたのだが、ようやく完成させられたファースト・アルバム(全7曲だからフルにはならないのかな)、『EVERYTHING HAS GONE WRONG』を聴いてみると、よしよし期待どおり、と思えるだけの内容になっていたので、うれしい。最大の特徴は、GLASSJAWに似たタイプのエキセントリックなヘヴィ・ロックに、ダンス・ミュージック式のガジェットを引っ張ってき、一瞬、ぎょっとさせられるようなインパクトを打ち出しているところで、ひょっとしたらENTER SHIKARIに対するアメリカからの返答と述べることもできそうなサウンドではあるけれども、エレクトリックなビートのパターン、テンションの持っていき方、ダイナミズムの様式は、あきらかに別種の参照項を持っており、個人的にはこちらのほうが好みである。トップを飾る「EAC23」は、以前にMySpace上で発表されていたデモのヴァージョンに比べ、電子音の印象が薄まっているものの、あくまでも、比べてみれば、の話で、やはり、はげしい狂騒のなか、アグレッシヴで果敢に攻め込んでくる勢いの向こう、うねうねとプログラミングされた旋律が、チャーミングでポップなアクセントを担っているあたりに、はっとするヴァイブレーションがある。もちろん、そのことは他のナンバーにもいえる。おだやかな叙情から一気にスロットルをあける2曲目の「SHE'S A CARNIVORE」であったり、ギターとキーボードのリフレインがミドル・テンポのグルーヴをカラフルに彩る3曲目の「CODE RED, ALMOST DEAD」であったり。ラストを飾る「SNAPS NOT CLAPS」なんかは、これ、シンガロングのエモ・ソングとしても十分なメロディをたたえながら、バックの演奏はきりきりと舞う、いっしょになって拳を振り回してもいいし、ライヴのシーンでは大盛況だろうね。

 バンドのMySpace→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(09年)
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