ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2009年06月26日
 スピリット【初回生産限定】<MUSIC盤>ジャケットA

 正直、V6についてはあまり熱心じゃないのだけれど、知り合いのshooter(Vinylism)くんが、7月にリリースされるComing Century(言うまでもなく、V6の年少チームによるグループ)のアルバムに楽曲を提供しているアーティストの顔ぶれがけっこう興味深いよ、と言っていたので気になっていたところ、このV6名義のシングル『スピリット』の、初回限定(MUSIC盤)に付属しているボーナスCDが、20th Century(言うまでもなく、V6の年長チームによるグループ)とComing Centuryにわかれ、2曲ずつを収録しているのだが、それらのナンバーもまた、へえ、と思わされるようなアーティストたちによってソング・ライティングされているのを知り、さっそくチェックしてみた次第である。しかし予想以上に、手応えがあった。とくにComing Centuryの2曲が、好ましい。そのうちの1曲「Desert Eagle」は、Spontaniaが手がけたラップ・ソングになっており、岡田くんと森田くんが、まあ用意された詞を指示のとおりやっているだけなのかもしれないが、あんがい器用に韻をおさえている。また、陰湿ないじめの風景を、急な速度、低いトーンでなぞらえる森田くんのパートから、三宅くんの、高い声でメロディアス、ゆったりとした調子のパートに入っていくところのコントラストは、けっこう、あざやか。アコースティック・ギターのループがリズムを刻み、いったんフェード・アウトし、ふたたびフェード・インする終盤、三人のリレーもなかなかで、最後の最後を、森田くんが、ばっちり、かっこうよく決めているじゃない。もう1曲の「Are you ready tonight?」は、スケボーキングのShigeoの手による。スケボーキングといえば、嵐の「a Day in Our Life」が思い出されるけれど、同じミクスチャーの路線でも、「Are you ready tonight?」の場合、もっとずっとエレクトロでダンサブルなテイストに仕上がっている。曲調も相まって、近年のスケボーキングに、かなり近しい。というか、岡田くんはともかく、森田くんと三宅くんが、ハイ・キー、ハイ・テンションで、イエー、と盛り上げるあたりは、そのままスケボーキングみたいであって、逆にもうちょい工夫が欲しかった気もするが、ポップな楽しさに溢れている。
posted by もりた | Comment(3) | TrackBack(1) | 音楽(09年)
この記事へのコメント
こんばんは。初めましてではないのですが思い入れが強すぎる文面になりましたので以前とは違う名前でコメントさせていただいています。お許しください(わかっていただいても構いませんがわかっていただける程コメントした事もないのですが…)。
ジャニーズが色々と好きなのでCDやライブの記事は欠かさず拝読しております。V6が大好きなので森田さんがいつか書いてくださらないかひそかに熱望しておりましたのでとても嬉しいです。
月刊SongsにV6が載っていて、カミセンの2曲について森田剛君はデモを聴いてかっこいい、やりたい、けど同時にすごく難しいと感じて心配になった、ということや、歌録りで自分にイライラした、等とても興味深いインタビューがありましたのでご参考までにお知らせいたします。
森田君はA型なので細かいことを気にするけど、O型の三宅君、B型の岡田君のふたりは大丈夫って軽い感じだったそうです。なんだか、ほおと思わせるインタビューでした。
近田春夫氏は歌を聴いてメンバー同士の距離やバランスがとてもいいと感じたというような評を何かのシングルの時にされていましたが、私も彼らの歌声と歌い方、歌の歌われ方に感じ入ってV6というグループが好きになりました。
Posted by @ at 2009年06月27日 02:29
@さん、コメントありがとうございます。

そいでははじめまして、ということで、今後ともよろしくお願いします。おそらく、上記の2曲が予告編なんだろうカミセンのアルバムもレビューすると思います。正直、この路線であったならカミセンのコンサートも観に行きたい。

と、それはともかく。そのインタビュー、いい話ですね。音源を聴くかぎり、とくに森田くんのパートがエモーショナルなんですよね。たぶん、原曲から受け取ったイメージをすごく丁寧に再現しているというか。個人的には、森田くんにはあまり関心が高くなかったのですが、今回の曲を聴いて、考えを改めた次第です。

近田春夫のJポップ評っていいですよね。ああいうふうにちゃんとした分析を立てたいのですが、なかなかできなので、啓蒙されるところが多々あります。
Posted by もりた at 2009年06月27日 21:26
お返事ありがとうございました。
彼らの、特に森田君、三宅君の声は一見(一聴というのでしょうか?)耳障りが良くないように感じていたのですが、でもよく聴いてみると意外な深みを感じさせるので聴くようになってから私も印象が改まりました。
アルバムのレビューも楽しみにしております。
近田氏のJポップ評だけでなく森田さんのジャニーズ評も私には好きな音楽、好きな本と同じように見過ごしたくないものです。近田氏も森田さんも相対するものに常に真摯であろうとなさっているようで、小林秀雄に通じるものを感じます。
Posted by @ at 2009年06月28日 01:12
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック

V6/スピリットのPV動画
Excerpt: 「V6/スピリット」のPV動画を探してみました。
Weblog: PV検索/PV-SEARCH
Tracked: 2009-07-24 19:07