ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2004年12月04日
がんがん

 マンガ家は『ガンガンYG』からの継続が多いが、マンガ自体は一新されている。『ガンガンYG』にも掲載されていた、ゴツボ☆マサルの『少年探偵犬神ゲル』は、続きというわけではなくて、リセット、べつのマンガとしてはじまっている。「同じ漫画の1話を3回描くのはもはや拷問でした」というコメントを巻末に寄せているが、じっさいに以前のヴァージョンよりもテンションが低いかな、という感じがする。どれもが第1話というわけで、おもしろかったものを列挙すると、筒井哲也『マンホール』、金田一蓮十郎『ニコイチ』、井田ヒロト『戦線スパイクヒルズ』(原作:原田宗典)、大高忍『すもももももも』、葉月京&エヌ山+TON『Missウィザード(仮)』、中村光『荒川アンダー ザ ブリッジ』といったあたり、わりと多いので、たぶんしばらく買い続けると思う。
 ただ雑誌全体のことについていっておくと、判型がいわゆる青年誌っていう感じになっているだけで、雰囲気としては『サンデーGX』に近しい気がする。同人系の作家や韓国の作家を引っ張ってきただけっていう印象が強い。おそらく読者層として設定しているのも、現在20代半ばぐらいの、子供の頃にはすでにテレビゲームや、剣とファンタジーの世界が当然のように存在していた世代で、だからだろう青年誌の定番ともいえるヤンキー系マンガ、ストレートなエロ系マンガはほとんど除外されているのが、この雑誌のカラーになっているといえば、いえる。『ヤングキングアワーズ』あたりとも被ってくるのかな。まあ表紙がドラクエとファイナル・ファンタジーってあたりが、青年誌としては奇形だと思うけれども、成熟しない男の子たちというのが今日性であるのならば、そのことはうまく掴んでいる。
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ。
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