ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2006年01月15日
 STAR BLACKS 2 (2)

 結局のところ、伝奇アクションふうの方向性は、うまく立ちいかなかったのか、細部というか伏線はばっさりと切り捨てられ、2巻目にして完結となってしまった、槙ようこ『STAR BLACKS』である。総体的には、けっして芳しいとは言い難い内容ではあるが、しかしエンディングは、それなりに悲しく、うつくしい。だけに、やっぱり惜しかった。どういう話かまとめると、もしも人の心に悪が棲みつくのであれば、それをコントロールできるのも人だけ、あるいは、それをコントロールできたものが人たりうる、といった感じになるかな。いや、それにしてもロボットなのか! ロボットにはびっくりした。昔だったら、表現上における、世界の終わりみたいなものは、多くの場合、それでも救済はある、といった前提のうえに成り立っていたように思うのだけれども、今やそういったものはあまり信じられていない、ほんとうに滅びてしまうこともありうるのだ、そしてそのことの反映が、ラストのシーンにて、街を、まるで廃墟のように見せるものだろう。ねえ、人は〈最後までちゃんと生き〉ましたか?

 1巻についての文章→こちら

・『愛してるぜベイベ★★』
 7巻についての文章→こちら
 6巻についての文章→こちら


posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ(06年)
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