ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2009年02月11日
 The Animals Still Run This City

 イギリス出身の5人組、SCREAM!SHOUT!SAY NOTHINGの、5曲の収録だがデビュー・アルバムにあたるらしい『THE ANIMALS STILL RUN THIS CITY』で聴かれるのは、ゆったりとした尺をプログレ的もしくはポスト・ハードコアふうに展開するさまや、エモっぽく力んでエネルギーを発散させていく演奏とヴォーカルとが、ちょうどOCEANSIZEとHELL IS FOR HEROESの間をとったかのようなアプローチで、サウンドのスタイルとしては、ぜんぜん好きだ。例に出したOCEANSIZEやHELL IS FOR HEROESもそうだけれど、ラウド系の、こういう独特な叙情を持ったバンドは他の国にあまり見られないと思う。ワン・セクション、ワン・セクションの回転数をめまぐるしくあげ、どかん、と一気に落とすインパクトではなく、かといって共感のラインをスウィートなメロディでコーティングし、ライト・ポップなセンチメンタルをつくるのでもなく、ローなテンポから、こんもり熱を高め、躍動と繊細をない交ぜながら、ひろまる音響の内に、若々しいヴィジョンを託している。11分の、もっとも長いタイムで成り立つ3曲目の「EINSTEIN I AIN'T」が、やはりハイライトになるだろうか。勢いを激しく、滾るままに叩きつけられた衝動が、2本のギターの、注意深く、そして穏やかで、きらびやかに、フレーズを積み重ねる印象によって、異なった表情をし出すところに、クライマックスたっぷりのドラマが詰まる。

 バンドのオフィシャル・サイト→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(09年)
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