ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2005年12月15日
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 遅ればせながら、ANNIHILATION TIMEというバンドのものを聴いたのは、本作『II』がはじめてのことなのだけれども、これがこれがとてもオーケーだった。一発で気に入った。燃え燃えではないか。あはは。焼ける。セカンド・アルバムになるのかな。サウンドの指向は、ややストーナーの入ったガレージィなロックン・ロールといった感じである。もしかするとQUEENS OF THE STONE AGE以降といったカテゴライズでくくれてしまうのかもしれないが、この騒然としてダーティーな物腰は、一朝一夕の修練で身につくものではないので、本質的に、ガチンコ・ロック至上主義なのだろう。または阿呆に違いない。聴きようによっては、初期のTHE HELLACOPTERSとFU MANCHUをミックスしたかのような趣もある。ある意味レトロスペクティヴなトーンで音は響き渡るが、とにかく放射されるエネルギーの緩慢ではないことが、生き生きとした、リアルタイムで吹き荒ぶ、そういう突風を成り立たせているみたいだ。どの楽曲も、2〜3分程度の短さを、激しく疾駆している。サバティカルなリフを速く走らせる。ずぼらな発声でいきり立つヴォーカルが、またよく似合う。ラフでルーズな演奏が、ジャストなタイミングでびしっと決まっている様もナイスである。インストであるラスト・ナンバー「BLAST OFF」で、次々と連鎖してゆくフレーズのかっこよさといったら、頭空っぽになるほどだ。うっとりとした。スピーカーの前で、体を動かしつつ、おい、僕のエア・ギターはどこだ? と尋ねたくなったりもするのであった。ロックン・ロールなどというものは、「オー」といえば「イエー」なのであり、その阿吽の呼吸がばっちりと整えられていれば、どんな無様さも「ウッ!」という掛け声で万事全てうまく収まる。間違いなく、そういう域で繰り広げられる爆音だろう。はっとしてグッドになる。

 レーベルのサイト→こちら


posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽。
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