ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2005年12月13日
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 デビュー・アルバム『UPPERS AND DOWNERS(アッパーズ・アンド・ダウナーズ)』からカウントすれば、THE YO-YO'Sにとって約5年ぶりの新作となる『GIVEN UP GIVING UP』である。全7曲という収録数はミニ・アルバム扱いになるのかな。まあ、すったもんだがあったんだろうが、メンバーはベースのDANNY MCCROMACK(ダニー・マコーマック)とギターのTOM SPENCER(トム・スペンサー)がそのままで、新しいギターとしてRICH JONESが加わっている。クレジットやブックレットの写真を見る限り、正式なドラムはまだ所属していないようだけれども、ここではGAFFという人物が叩いている。ヴォーカル部分は、以前と同じく、メンバー全員が持ち回りで担当しているみたいだ。と、そのように編成に関しては、若干のチェンジが見られる。だが、サウンドの基本線は、もちろん良い意味で、ぜんぜん変わってねえや、こりゃ。ワン・アイディアのリフとコーラスを中軸に置いた、シンプルかつストレート、そしてタフでラフでポップなロックン・ロールが元気いっぱいに演奏されているのであった。余計な解釈を施す必要などいっさいない、とにかくプリミティヴな反応だけを期待した、すごく、すごおく気持ちのあがる噪音だろう。そのあまりにも直球であることが、潔い。曲もいい。まあ、曲がいいといっても、このバンドの場合、けっこう参照項をダイレクトに引用しているところがあって、ある種のイミテーションに過ぎないわけだけれども、その内訳は、ロックン・ロールに対する100パーセントの恋愛感情なのだから、それを批判したりするのは野暮ってもんである。粋じゃない。恨み言も悔しさも涙もぜんぶ呑み込んで、笑顔に裏返してゆく、至上のビートとテンポこそが、THE YO-YO'Sにとっての大事であったことを知らしめる。作為よりも、純粋さを伝えてくる熱、それが一点で焦げるにおいに、ガッツ湧く。

 レーベルのサイト→こちら


posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽。
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