ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2008年06月25日
 Saints of Los Angeles

 トミー・リーが復帰し、つまりオリジナル編成によって発表された作品としては97年の『GENERATION SWINE』以来、約11年ぶりのアルバムとなるのが、この『SAINTS OF LOS ANGELS』なのだけれども、おおまかな印象を述べると、いや、思いのほか良かった。といってもそれは、思ったより悪くなかった、程度のニュアンスがつよい消極的なものでしかないのだが、しかし、どうせ80点ぐらいのナンバーが1、2曲で、あとはせいぜい70点、60点台のナンバーがだいたいを占めるんでしょう、と事前に予測していたところ、意外にも80点をつけてもよいようなナンバーがずらりと並ぶ内容だったから、残念ながらアンセムとすべきほどのものは見当たらないにしても、ほほお、と感じられたりもする。まあ、「KICKSTART MY HEART」や「DON'T GO AWAY MAD」クラスの楽曲は無理でも「SLICE OF YOUR PIE」や「RATTLESNAKE SHAKE」クラスの楽曲は何とか間に合っているとでもいおうか。アドレナリンがわっしゃわっしゃと沸くことはないが、適度にハイなハード・ロックに浸ることはできる。基本的には「PRIMAL SCREAM」以降のモダンなエッセンスを汲みつつ、かといって『GENERATION SWINE』のような野心的な方向へは行かず、自己の様式に近めのスタイルをそつのないラインで仕上げている。エキサイティングな面はすくなく、それほど強力なフックが備わっているわけではないが、随所でミック・マーズのギターが、ぎらり、と光る。

 『RED WHITE & CRUE』について→こちら

 バンドのオフィシャル・サイト→こちら
posted by もりた | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽(08年)
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