ときめいて死ね!!
いいや、戦って死のう。
2018年04月03日
 

 セツコの読みで良いのかな。どこで知ったのかは覚えていないのだったが、日本人の語感に引っかかるようなバンド名から興味を持った。スウェディッシュ・グラインドコアのニュー・カマー、SETSUKOである。そのファースト・アルバムが『THE SHACKLES OF BIRTH』になる。グラインドコアといったけれど、カオティック・ハードコアやブラック・メタル、デス・メタルの影響を、そこかしこに見つけられるし、エモ・ヴァイオレンス、スクリーモを参照したと覚しき激情と旋律とを前面にした楽曲もある。凝っていたり、器用であったりというよりは、これをやりたい的なアイディアと演奏のスタイルとが素直に結びついている印象だ。ファストでギザギザに尖ったサウンドは、鉄腕のストロング・スタイルではなく、細く描かれた線のシャープな切れ味をイメージさせる。音の太さ、濃さ、深さで判断するなら、いくらか頼りなく感じられるかもしれない。が、しかし、若気の至りにも似た勢いがある。思慮や経験、洗練を手引きとしてはいない。初期の衝動のみをモチベーションにした勢い。発展途上ならではの勢いが、一番の魅力となっており、そいつに飲み込まれるのである。現在、BANDCAMPにおいてNAME YOUR PRICEでダウンロードできる。

 バンドのオフィシャルFacebook→こちら
posted by もりた | Comment(0) | 音楽(2018年)